1950年代マレーシア。黄金の夢に取り憑かれた男と、父の野望に翻弄される娘の、悲劇的な運命。
1950年代、東南アジアのマレーシア。オランダ人商人オルメイヤーは、幻の金鉱を見つけ出し、愛娘ニナをヨーロッパへ送り返すという壮大な夢に囚われていた。しかし、現地の男性と恋に落ちたニナは、父の西洋的な価値観に反発。父の夢、娘の恋、そして独立運動の波が交錯する中で、オルメイヤーの理想郷は少しずつ崩壊していく。植民地主義の終焉を背景に、一人の男の狂気と父娘の愛憎を描いた、重厚な人間ドラマ。
ネット上の声
- 『地獄の黙示録』の原作者ジョゼフ・コンラッドの処女小説をシャンタル・アケルマンが
- 最後の、海辺の長回しとオルメイヤーを真正面から写し続ける長回し、強烈に良すぎたの
- あんま好きになれないかもしれない…でもきっと好きなはず、大丈夫、信じてアケルマン
- 最後の長回し綺麗でよかったけど長すぎて映写機壊れたんか思った
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間127分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演スタニスラス・メラール