幸せな日常、マンゴー泥棒、小さな秘密基地。アフリカの小国で、内戦の足音が少年の楽園を奪い去る物語。
1990年代、アフリカの小国ブルンジ。フランス人の父とルワンダ人の母を持つ10歳の少年ガブリエル。仲間たちとマンゴーを盗み、秘密の隠れ家で遊ぶ、彼の世界は輝いていた。しかし、すぐ隣のルワンダで始まった民族対立の嵐が、彼の「小さな国」にも静かに忍び寄る。父と母の口論、街に響く銃声、そして友人との間に生まれた見えない壁。昨日までの幸せな日常が、少しずつ暴力と憎しみに侵食されていく。愛する家族を守るため、少年が目にした戦争の残酷な現実。
ネット上の声
- 地政学的に不安定なアフリカ大陸の国にしては父親がフランス人だからか...
- 根拠のない区分と支配と差別の果て
- ブルンジでの内乱を家族視点で描いていて、徐々に生活環境が緊張感を増していって、一
- 1993年以降にブルンジとルワンダでそれぞれ勃発したツチ族とフツ族の争いに巻き込
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間112分
- 監督エリック・バルビエ
- 主演ジャン=ポール・ルーヴ