初期ヌーベルバーグを代表する名作「アデュー・フィリピーヌ」で知られるジャック・ロジエが1976年に発表した長編監督第3作。ロジエ作品の特徴として挙げられる夏のバカンスを描いた不条理コメディ。
パリの旅行代理店に勤めるボナヴァンチュールと同僚の太っちょノノは、ロビンソン・クルーソーの冒険を追体験できる無人島バカンスツアーを企画する。早速彼らはツアー先に向かうが、空港で太っちょノノは逃げ出してしまい、代わりに弟のプティ・ノノがボナヴァンチュールに同行することに。2人は現地でパリから到着した最初のツアー客を出迎え、冒険をはじめるが、誰も2人の言うことを聞かず……。
日本では劇場未公開だったが、2023年7月開催の特集上映「みんなのジャック・ロジエ」にて4Kレストア版で劇場初公開。
ネット上の声
- 恐るべき作品だった。大らかさ・「そうはならんやろ」的展開・絶妙な終...
- ローキーな商業コメディ映画。
- バカンス 海の青さ 思い切って飛び込んでごらん さあという気分になれた
- 難しい事を考えずに。
コメディ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間146分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ピエール・リシャール