「ファントム・スレッド」のビッキー・クリープスが19世紀オーストリアの皇妃エリザベートを演じ、2022年・第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で最優秀演技賞に輝いた伝記ドラマ。ヨーロッパ宮廷一の美貌と称されたエリザベートの40歳の1年間にスポットを当て、若さや美しさという基準のみで存在価値を測られてきた彼女の知られざる素顔を大胆な解釈で描き出す。
1877年のクリスマスイブに40歳の誕生日を迎えたエリザベートは、世間のイメージを維持するために奮闘を続けながらも、厳格で形式的な公務に窮屈さを感じていた。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日のような刺激を求める彼女は、イングランドやバイエルンを旅して旧友や元恋人を訪ねる中で、誇張されたイメージを打ち破ってプライドを取り戻すべく、ある計画を思いつく。
オーストリアの気鋭マリー・クロイツァーが監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- ビックリする結末だったが、見終わってWikiを調べてさらにビックリした。
- フェミニズム映画の志が出演者らの不祥事に汚される不幸
- 歴史に疎いくせにこの手の作品が好きと言う矛盾🤣
- エリザベートの憂い
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国オーストリア,ルクセンブルク,ドイツ,フランス
- 時間114分
- 監督マリー・クロイツァー
- 主演ヴィッキー・クリープス