美貌の伝説に囚われたオーストリア皇后エリザベート。40歳の誕生日、コルセットを脱ぎ捨て、自らの意志を求め闘う。
1877年、オーストリア=ハンガリー帝国。皇后エリザベートは、その美貌でヨーロッパ中の注目の的。しかし、40歳の誕生日を迎え、世間から「老女」の烙印を押されることへの恐怖と、厳格な宮廷での息苦しい日々に苛まれていた。美の象徴であり続けるため、コルセットをきつく締め、過酷なダイエットに身を投じる一方、公務を放棄し、自由を求めてヨーロッパ各地を旅するエリザベート。肖像画の中に閉じ込められた偶像としての自分と、解放を渇望する生身の自分との間で、彼女の心は引き裂かれていく。一人の女性としての尊厳をかけた、孤独で気高い魂の反逆の記録。
ネット上の声
- ビックリする結末だったが、見終わってWikiを調べてさらにビックリした。
- フェミニズム映画の志が出演者らの不祥事に汚される不幸
- 歴史に疎いくせにこの手の作品が好きと言う矛盾🤣
- 自由な描き方だった
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国オーストリア,ルクセンブルク,ドイツ,フランス
- 時間114分
- 監督マリー・クロイツァー
- 主演ヴィッキー・クリープス