テレビCMなどを手がける傍ら、短編作品などを通じて国内外の映画祭で注目を集める古川原壮志監督の長編デビュー作。
頼れる親のいない環境で育った文直と妹のなぎさ。そんな環境から広い世界を求めるかのように、文直はなぎさを残して故郷を後にする。それから3年後、偶然訪れた心霊スポットで、文直はなぎさの幽霊に出会う。そのトンネルで、なぎさは事故死していた。文直はこの世からはいなくなってしまったなぎさを探し、トンネルの暗闇の中をさまよい始める。
文直役を「はだかのゆめ」「うみべの女の子」など主演作が続く⻘木柚、なぎさ役を本作が映画初出演となった山崎七海がそれぞれ演じ、三浦誠己、宇野祥平らが脇を固める。
ネット上の声
- 内的な喪の旅を必要最低限しかない台詞と何も映らない暗黒と赤い灯で表現しきっていて
- 高崎映画祭の冊子にあった、あらすじを読んでファンタジーなのかな?と思ってたけど、
- とんねるモノ、今年は"雑魚どもよ、大志を抱け!"に続いてかな
- 伝えすぎず、観客に任せすぎずのバランスが秀逸
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督古川原壮志
- 主演青木柚