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初監督作「凱里ブルース」で注目を集めた中国の新世代監督ビー・ガンの第2作。自分の過去をめぐって迷宮のような世界をさまようことになる男の旅路を描いた。途中に3Dのワンシークエンスショットが入るという演出があり、物語の中盤で主人公が映画館に入り、現実と記憶と夢が交錯する世界に入り込むと同時に、観客も3Dメガネを装着し、その世界を追体験することができる。父の死をきっかけに、何年も距離を置いていた故郷の凱里へ戻ったルオ・ホンウは、そこで幼なじみである白猫の死を思い起こす。そして同時に、ルオの心をずっと捉えて離れることのなった、ある女性のイメージが付きまとう。香港の有名女優と同じワン・チーウェンと名乗った彼女の面影を追い、ルオは現実と記憶と夢が交わるミステリアスな旅に出る。2018年・第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品。日本では、同年の第19回東京フィルメックスで学生審査員賞を受賞。
ネット上の声
- 見たこともない3Dワンカットの使い方
- 3Dメガネをかけさせる動作も演出
- 圧倒的な映像美
- 映画の可能性をヒシヒシと感じる
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国中国,フランス
- 時間138分
- 監督ビー・ガン
- 主演タン・ウェイ
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2023年・第24回東京フィルメックス特別招待作品(コンペティション部門上映作品「雪雲」と併映)。
ネット上の声
- えっと、おれツァイ・ミンリャン観に来たんだったっけ?とか思いながらポケーっとして
- 東京フィルメックスで上映の短編です
- "夢の中で俺は お前を探してた"
- 2023 Tokyo FILMEX
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国中国
- 時間12分
- 監督ウー・ラン
- 主演ホアン・ジュエ
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「X-MEN:フューチャー&パスト」のファン・ビンビンが主演を務め、18世紀の清朝に実在した皇后と宮廷画家の禁断の愛を豪華絢爛に描いた宮廷ロマンス。絶世の美女ウラナラは清の皇帝・乾隆帝に嫁ぎ皇后となるが、夫からの寵愛を得ることができず孤独を募らせていた。そんな彼女の前に、フランス人修道士アティレが現れる。宮廷画家でもあるアティレに肖像画を描いてもらうことになったウラナラは、毎日美しく着飾って彼の前に立ち、見つめられることで美しさを増していく。互いに惹かれ合い、許されざる恋に落ちていくウラナラとアティレだったが……。アティレ役に「わたしはロランス」のメルビル・プポー。「ブンミおじさんの森」などアピチャッポン・ウィーラセタクンの作品でプロデューサーを務めたフランス人監督シャルル・ド・モーがメガホンをとった。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2019/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」(19年7月13日~8月9日)上映作品。
ネット上の声
- 女優がきれい。でも退屈。修道士のこういう生活があったのか。
- 世界史未修了
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国中国,フランス
- 時間105分
- 監督シャルル・ドゥ・モー
- 主演ファン・ビンビン