デビュー作「そして泥舟はゆく」から一貫して独自の創作活動を続ける、渡辺紘文と渡辺雄司の兄弟が中心となった映像制作集団「大田原愚豚舎」の長編第7作。大田原愚豚舎の拠点となっている栃木県大田原市を舞台に、小学3年生のりこちゃんが送るなにげない一日を、ありのままに描いた。大田原に暮らす小学生たちが出演し、主人公りこちゃんを撮影当時小学3年生の久次璃子ちゃんが演じた。監督の渡辺紘文が原作、脚本、製作総指揮、編集のほか、今作では自ら撮影も担当。ヨーロッパ最大のアジア映画祭である第22回ウーディネ・ファーイースト映画祭でワールドプレミア上映。大田原愚豚舎の作品では初の海外ワールドプレミア上映となり、同地でも注目を集めた。
ネット上の声
- 大田原愚豚舎の作品は初めて観たけど、すごく良かった。白黒の映像が田舎の風景とマッチしてて、ただ女の子の一日を追うだけなのに、なぜか引き込まれる。落ち着く映画。
- 小学生の頃の夏休みを思い出すような、不思議な感覚になった。
- 本当に淡々と日常が進むだけ。人によっては退屈かも?私は結構好きだけど。
- ユーモアがあってほっこりした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督渡辺紘文
- 主演久次璃子