「みえない汚染」「動物愛護法」など近年は社会的テーマのドキュメンタリー映画を送り出していた北田直俊監督が、久々に手がけた劇映画。
個人制作のモンスター映画を作っている男・賢治は、ある日、町をさまよっていた9歳の少女・樹梨杏と知り合う。樹梨杏が学校に通っていないこと、精神を患った母親から虐待を受けていることを知った賢治は、監視用の犬型のおもちゃを彼女に渡し、母親から虐げられたときは録画スイッチを入れて撮影するように言い聞かせる。そして後日、樹梨杏から受け取った犬のおもちゃには、目を覆いたくなるような映像が残されていた。
2021年に東京・歌舞伎町のホテルの23階から母親が9歳の子どもを突き落とした事件に触発されて制作された作品で、児童虐待という社会問題とホラーテイストを融合させて描いた異色作。
ネット上の声
- 児童虐待系は、観るのを躊躇ってしまうが
- タイトルとは違う感じの内容だった
- ホラーかと思っていたら万引き家族、長い散歩の様な虐待されている子供と助けたい主人
- タイトルが「佇むモンスター」と言う事は、実はこの映画の主人公は女の子の母親?
ホラー、 サスペンス
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督北田直俊
- 主演柳内佑介