「ザ・ウォーク」「イヴ・サンローラン」などで知られるカナダ出身の俳優シャルロット・ルボンが長編初メガホンをとり、思春期の少年少女の忘れられないひと夏をつづった青春ドラマ。フランスのバンドデシネ作家バスティアン・ビベスの「年上のひと」を原作に、16ミリフィルムならではの映像美で繊細に描き出す。
もうすぐ14歳になるバスティアンは母の親友ルイーズのもとで夏を過ごすため、家族4人でケベックの湖畔にあるコテージへやって来る。ルイーズの娘である16歳のクロエと出会ったバスティアンは、大人びた雰囲気の彼女に恋心を抱く。クロエの気を引くため、幽霊が出るという湖へ泳ぎに行くバスティアンだったが……。
バスティアンの母役に「胸騒ぎの恋人」のモニア・ショクリ。2022年・第75回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されたほか、世界各地の映画祭で注目を集めた。
ネット上の声
- キラキラした青春映画かと思いきや、生と死、性について深く考えさせられる作品。16mmフィルムの映像がとにかく美しくて、湖のシーンは息をのむほど。ラストは衝撃的で、見終わった後もずっと心に残ります。誰かと語り合いたくなる映画。
- 思春期のあの独特の危うい感じがすごくリアルに描かれてて、自分の昔を思い出しちゃった。甘酸っぱくて、ちょっと怖くて、切ない。忘れかけてた感覚が蘇る。
- え、これって青春映画?ホラー?どっち?w 雰囲気がすごく良くて引き込まれたけど、結末にびっくりしすぎて…。ちょっと整理がつかない感じ。
- 映像がとにかく美しかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国カナダ,フランス
- 時間100分
- 監督シャルロット・ル・ボン
- 主演ジョゼフ・アンジェル