「一礼して、キス」「青夏 きみに恋した30日」などの商業作品からピンク映画、自主制作映画など幅広く活動する古澤健監督が、講師を務めた映画美学校のアクターズコースで出会った俳優たちと作り上げた作品。
2019年、福島県郡山市にある廃ビル内でタイムスリップの実験が行われていた。同じころ、東京都国分寺市の住宅街にある一軒の空き家では、自主映画の制作のため俳優たちが集まっていた。しかし脚本がなかなか上がってこず、俳優たちは待ち時間の間、その空き家でさまざまな不穏な体験をする。やがて、そのうちのひとりが謎めいた失踪を遂げてしまい……。
出演は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022優秀作品賞受賞作「ダブル・ライフ」の菊地敦子、舞台を中心に活躍しながら映画「春原さんのうた」などにも出演する深澤しほ、テレビアニメ「ぼのぼの」で声優を務める雪深山福子ら。俳優たちのスケジュールにあわせ、その日に撮影できる内容の脚本を古澤が書き上げて撮影するという実験的な試みで進められ、あしかけ4年をかけて撮影・完成した。
ネット上の声
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- 委ねればよいってものでもない
- パラドックス
- 映画を撮ることは見ること
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督古澤健
- 主演秋本ふせん