映画が失われた軍事独裁政権下のスーダンを舞台に、一夜限りの映画館復活を目指す古老の映画人たちを追ったドキュメンタリー。1956年のスーダン独立後に海外で映画を学び、スーダンで映画を製作してきたイブラヒム、スレイマン、エルタイブ、マナル。1989年には、スーダンに映画文化を根付かせるため「スーダン・フィルム・グループ」を設立するが、同年に誕生した軍事独裁政権によって言論の自由が奪われ、映画は発禁処分、彼ら自身も国外への亡命を余儀なくされた。それから20年以上の時を経て、映画産業が崩壊した母国スーダンで再会した4人は、「映画を再びスーダンの人々のもとに取り戻したい」というスローガンのもと、一夜限りで映画館を復活させるため行動を開始する。第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門でドキュメンタリー賞と観客賞を受賞。
ネット上の声
- 映画館には天井がないのに夜は闇が深い
- ドキュメントの良さを感じた
- 映画を自由に観れない国
- ドキュメンタリーなのに、フィクションかと思うほど、出演者の言葉や表情が豊かで、映
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国フランス,スーダン,チャド,ドイツ,カタール
- 時間97分
- 監督スハイブ・ガスメルバリ
- 主演---