2017年にハリウッドを発端に巻き起こった「#MeToo運動」を題材に、憧れの映画業界が抱える闇に気づいた新人アシスタントの姿を通し、多くの職場が抱える問題をあぶり出した社会派ドラマ。
「ジョンベネ殺害事件の謎」などのドキュメンタリー作家キティ・グリーンが初めて長編劇映画のメガホンをとり、数百件のリサーチとインタビューで得た膨大な量の実話をもとにフィクションとして完成させた。名門大学を卒業したジェーンは、映画プロデューサーを目指して有名エンタテインメント企業に就職する。業界の大物である会長のもとでジュニア・アシスタントとして働き始めたものの、職場ではハラスメントが常態化していた。チャンスを掴むためには会社にしがみついてキャリアを積むしかないと耐え続けるジェーンだったが、会長の許されない行為を知り、ついに立ちあがることを決意する。
主演はNetflixドラマ「オザークへようこそ」のジュリア・ガーナー。
ネット上の声
- セクハラや滅私奉公ではないけど、後足で砂をかけて辞めてやる日を夢見るしかないサラ
- アメリカンキャピタリズムの終焉。残りしmanual laborといった話。いざ!AIの時代
- 権力を持つ巨悪は、周囲の心をも飲み込むブラックホールのよう
- セクハラを黙認するオフィスのいやーなムード
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督キティ・グリーン
- 主演ジュリア・ガーナー