1970年代後半のイギリスで、音楽を通して人種差別撤廃を主張し続けた若者たちによるムーブメント「ロック・アゲインスト・レイシズム」に迫ったドキュメンタリー。経済が破綻状態にあった当時のイギリス。国民の不安と不満は、第2次世界大戦後に増加した移民たちへと転嫁され、イギリス国民戦線を中心とする過激な排外主義運動が高まっていた。街に暴力があふれかえる中、芸術家のレッド・ソーンダズら数人の若者たちが、人種差別に対してロックで対抗する組織「ロック・アゲインスト・レイシズム」を発足。彼らの発信するメッセージは、ザ・クラッシュ、スティール・パルスなどのパンクやレゲエ音楽と結びつき、多くの若者たちに支持されていく。監督は、BBCでドキュメンタリーを手がけてきたルビカ・シャー。
ネット上の声
- 【”音楽の力”愚かしきレイシズム思想を、ロック、パンク、レゲエの熱量で吹き飛ばせ!】
- 恥ずかしながら、NFナショナル・ネイション(国民戦線)のことも、RARロック・ア
- 音楽の熱量
- ピーター・バラカンさん主催の映画祭などでよく名前を目にすることがあった映画をよう
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国イギリス
- 時間84分
- 監督ルビカ・シャー
- 主演レッド・ソーンダズ