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神奈川県横浜市泉区にある上飯田町を舞台に、3編のショートストーリーから町の風景やその町に暮らす人びとを描いたオムニバス。
乾物屋で働くマコトの依頼で生命保険営業のヒロコが訪問するが、なぜかマコトがヒロコに高慢な態度で迫る「いなめない話」、自分の結婚式に仲の悪い兄ツヨシに出席してもらいたいショウだったが、兄は頑なに出席したくないと言う「あきらめきれない話」、知らない場所に行き、そこでの生活を想像するナオキが上飯田町を写真に撮っていた時に出会った乾物屋のマコトとの奇妙な関係を描いた「どっこいどっこいな話」の3話から構成。
監督は本作が初の劇場公開作となる、たかはしそうた。上飯田町はたかはし監督の祖父母が暮らしていた地で、現地の人びとと交流しながら製作し、実際に町で生活している人びとも出演している。
ネット上の声
- 予告の感じは、まさに「にわのすなば」だったんだけど、観てみたら全然違った
- なんかジワジワくるね
- 主役は町。
- 上飯田ってどこ?な感じの私ですが、その土地に生きる生身の人間を映し出す誠実さと、
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間63分
- 監督たかはしそうた
- 主演竹澤希里
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かつて栄えた町の記憶を巡る、町⺠とアーティストたちの物語
ギャラリーを運営する麻子は映像作家の谷繁に展示を依頼し、部屋を貸し出す。元々麻子とルームシェアするスミレは不信感を募らせるが、谷繁の展示の手伝いをする羽目に。シリアスなテーマとオフビートな会話劇の心地よい融合!
ネット上の声
- スランプ中のアーティストが別のアーティストの制作を渋々手伝ううちに作品に引き込ま
- 上飯田という地名が冒頭に出てきて「あの上飯田?」と思って観てたら本当にあの上飯田
- 「現代っぽい控えめ系の人」の距離感や仕草や台詞をもって役者の身体を画面の中に押し
- 何よりもつまんないし、藝大院でこういう感じだったらふつーにベッタベタで何も新しく
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督たかはしそうた
- 主演佐々木想
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文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」で、2024年度に製作された短編4作品のうちの1作。東京芸術大学大学院修了制作「移動する記憶装置展」がPFFアワード2023にて観客賞を受賞したたかはしそうたの監督・脚本作品。
仕分け倉庫で働く派遣労働者の三石瑞穂は、同僚の島木雄史が離職することを知る。思いを伝えるため手紙を書いたものの、不器用な瑞穂は渡すことができない。雄史の穴を埋めるため新しく入った大沢圭介に仕事を教え、その日は終業時間を迎える。雄史の勤務最終日、瑞穂はなんとか彼と2人きりの状況をつくり、手紙を渡す。その日の終業後、瑞穂が忘れ物を取りに倉庫に戻ると、静かなはずの倉庫はなぜか騒がしく……。
出演は講談師の神田鯉花、ファッションモデル・俳優の樋之津琳太郎。
ネット上の声
- あの時、私もこうやって踊ることができたなら
- めんどくさ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督たかはしそうた
- 主演神田鯉花