京都の山奥、26歳の青年が罠猟師に弟子入り。命を頂き、食すことの意味を問う、一年間のドキュメンタリー。
京都で暮らす26歳の青年、千松信也。彼は、古くから伝わる罠猟に魅せられ、ベテラン猟師の元へ弟子入りする。本作は、都会育ちの彼が猟師として過ごす一年間を追ったドキュメンタリー。自ら仕掛けた罠でイノシシやシカを獲り、解体し、食べる。自然の厳しさと美しさ、そして命を奪うことの重み。スーパーに並ぶ肉からは見えない、「いただきます」という言葉の本当の意味を、彼の静かな眼差しを通して問いかける。生と死の循環を巡る、深遠なる思索の記録。
ネット上の声
- スーパーでパック詰めされたお肉しか知らない自分にとって、命をいただくことの重みを痛感させられた。猟師さんの淡々とした日常が、逆にすごくリアルで心に刺さった。
- 主人公の生き方、考え方が素晴らしい。ただの狩猟ドキュメンタリーじゃないね。
- 冒頭のイノシシのシーンは衝撃的だったけど、目を背けちゃいけない現実だと思った。
- 動物が好きなので、罠にかかった動物を殺すシーンは見ていて辛かったです…。
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督川原愛子
- 主演千松信也