フランスを中心に活躍したベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、1968年にブリュッセル映画学校の卒業制作作品として初監督・主演を務めた短編デビュー作。
花束を持った女性がアパートの階段を駆け上がってくる。彼女は狭いキッチンで鼻歌をうたいながらパスタを料理して食べ、調理器具をばらまき、洗剤をまき散らし、マヨネーズを浴びる。そんな彼女の支離滅裂な行動は、思わぬ結末を迎える。
日本では「シャンタル・アケルマン映画祭2023」(2023年4月7~27日、ヒューマントラストシネマ渋谷)にて劇場初公開(「家からの手紙」と併映)。
ネット上の声
- 僅かな空間で繰り広げられるアケルマンワールド
- どうやら『気狂いピエロ』に衝撃を受け初期衝動から生まれた作品らしいが、死の矛先が
- シャンタルアケルマンが学生時代に「気狂いピエロ」を観た初期衝動で作り上げた短編作
- 英国映画協会"史上最高の映画100"第1位「ジャンヌ・ディエルマン~※以下省略」
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国ベルギー
- 時間12分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演シャンタル・アケルマン