ポーランド人作家レオポルド・ティルマンドが自らの実体験を基に1961年に発表し、その内容の過激さから発禁処分となった小説「Filip」を映画化。ナチス支配下のポーランドとドイツを舞台に、自身がユダヤ人であることを隠して生きる青年の愛と復讐の行方を描く。
1941年、ワルシャワのゲットーで暮らすポーランド系ユダヤ人のフィリップはナチスによる銃撃に遭い、恋人サラや家族を目の前で殺されてしまう。2年後、フィリップは自身をフランス人と偽ってドイツ・フランクフルトの高級ホテルのレストランでウェイターとして働きながら、ナチス将校の夫を戦場に送り出した孤独な妻たちを次々と誘惑することでナチスへの復讐を果たしていた。嘘で塗り固めた生活を送るなか、フィリップは知的な美しいドイツ人リザと出会い恋に落ちるが……。
監督は1990年代よりテレビプロデューサー・演出家として活動し、アンジェイ・ワイダ監督作のプロデューサーとしても知られるミハウ・クフィェチンスキ。
ネット上の声
- 実話らしいが、主人公の俳優はイケメン?
- 映画化する意味があるのか?
- 映画の中でも語られていた、主人公の緊張感を表現し続けた時間だった
- ドロドロのNTR昼ドラ的な映画かと思ったら思ったより恋愛テイスト強め
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国ポーランド
- 時間124分
- 監督ミハウ・クフィェチンスキ
- 主演エリック・クルム