2019年に開館200周年を迎えた、世界最高峰の美術館の1つと評されるスペインのプラド美術館全貌に迫るドキュメンタリー。15世紀から17世紀にかけて「太陽の沈まぬ国」とも呼ばれたスペイン王国。プラド美術館には、歴代の王族が圧倒的な経済力と「知識ではなく心で選んだ」約8700点の美術品が収蔵されている。宮廷画家ディエゴ・ベラスケス、フランシスコ・デ・ゴヤ、エル・グレコなどの傑作群にカメラが接写し、天才たちの筆遣いを紹介。ヒエロニムス・ボスの「快楽の園」、男性中心だった17世紀の美術界に名乗りを上げた女性芸術家クララ・ピーターズの静物画などをミゲル・ファロミール館長やベテラン学芸員が解説するほか、収蔵品の保存や修復、研究をするスタッフの作業風景や、新たなプロジェクトに参加する建築家ノーマン・フォスター卿の声などから、プラド美術館の新たな魅力にも迫っていく。オスカー俳優ジェレミー・アイアンズがナレーションを務めながら、ナビゲーターとして出演。
ネット上の声
- 豊穣で奥深いプラドの魅力を90分で伝える“PV”と割り切るのが吉
- 「Art washes away from the soul the dust of everyday life.」 ピカソ色紙
- 2019年に開館200年を迎えたプラド美術館のドキュメンタリー
- チリ1つ落ちてなさそうなくらい美しい美術館を行く
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国イタリア,スペイン
- 時間92分
- 監督ヴァレリア・パリージ
- 主演ジェレミー・アイアンズ