75年以上の沈黙を破り、東京大空襲の生存者たちが語る真実。歴史から消された一夜の記憶を未来へ繋ぐ、魂のドキュメンタリー。
1945年3月10日、東京。一夜にして10万人の命を奪った史上最大規模の空襲。本作は、その地獄を生き延びた3人の生存者に焦点を当てたドキュメンタリー。75年以上の時を経て、彼らは重い口を開く。自らの手で資料館を運営し、街頭で体験を語り、失われた記憶を後世に伝えようとする姿。彼らが求めるのは、国からの謝罪と公式な追悼。しかし、高齢というタイムリミットと、社会の無関心という壁が立ちはだかる。歴史の片隅に追いやられた人々の声なき声。戦争の真実と平和への願いを未来へ繋ぐための、最後の闘い。
ネット上の声
- 東京大空襲という恐ろしい現実を後世に伝えようとする人々の記録
- 日本人監督じゃあ作れなかったのか?
- 市井の人として体験した戦争
- 考える作品
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国オーストラリア
- 時間80分
- 監督エイドリアン・フランシス
- 主演---