10代で単身イギリスに渡って映像制作を学び、自主制作の短編作品などを発表してきた映像作家・木村太一の初長編監督作。ネオン輝く東京を舞台に、死んだ妻と生き写しの女性と出会ったことをきっかけに、再び愛を欲するようになった男の姿を、幻想的で美しいモノクロームの映像で描く。
1年前、不倫報道をきっかけにしたストレスによって歌手の小松さゆりが自殺した。夫の守島輝は、妻を亡くしたことを機にタクシー運転手として生きるようになり、孤独を抱きながらもラジオ番組を通して社会とのつながりを保っていた。そんなある日、輝は亡き妻と生き写しの女性と出会い……。
「パッチギ!LOVE&PEACE」「無頼」などの井筒和幸監督作のほか、多数の映画に出演してきた俳優の朝香賢徹が映画初主演。共演にMEGUMI、竹下景子ら。
ネット上の声
- 人の心情は光と闇の世界
- 内面の空虚さを隠すような当たり障りのないへらへらとした態度から終盤、どんどん剥き
- 白黒でもビカビカ光りやがるこの世界に、俺の悲しみを灯してやろうか
- 全部主人公の妄想の話なのかもしれない気がしてきた
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督木村太一
- 主演朝香賢徹