芥川賞作家・川上未映子の短編小説「アイスクリーム熱」を原案に、世代の異なる4人の女性の思いが交錯する姿をつづったラブストーリー。
常田菜摘は美大卒業後にデザイン会社に就職するもうまくいかず、現在はアイスクリーム店でアルバイトをしている。今後の身の振り方について思い悩む彼女は、常連客の作家・橋本佐保に運命的なものを感じ、彼女の存在が頭から離れなくなる。菜摘のバイト仲間で後輩の桑島貴子は、そんな菜摘を複雑な思いで見つめていた。一方、アイスクリーム店の近所に暮らす高嶋優の家に、疎遠になっていた姉の娘・美和が急に訪ねてくる。数年前に出て行った父を探しに来たという美和との突然の共同生活に戸惑う優だったが……。
吉岡里帆が菜摘役で主演を務め、モトーラ世理奈が佐保、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の詩羽が貴子、松本まりかが優をそれぞれ演じる。広告、ファッション、テレビドラマなど多方面で活躍するアートディレクターの千原徹也が初メガホンをとった。
ネット上の声
- 【先の見えない未来、悔いを心に抱いた女性達が、アイスクリームを食べる事で癒される様をアーティスティックに描いた作品。”お洒落な映画を90年代テイストで作ってみました。”と感じてしまった作品でもある】
- 熱い夏にぴったりなアイスの映画
- 抜け感映画(色んな意味で)
- 惜しい、惜しすぎる!!
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督千原徹也
- 主演吉岡里帆