2022年1月に73歳で他界した伝説的ファッションジャーナリスト、アンドレ・レオン・タリーの生涯をひも解いたドキュメンタリー。
1948年に生まれ、人種差別が色濃く残る時代のアメリカ南部で幼少期を過ごしたアンドレ・レオン・タリー。83年より「VOGUE」誌のニュースディレクターを担当し、88年にはアフリカ系アメリカ人として初めてクリエイティブ・ディレクターに昇格、2013年にエディター・アット・ラージに就任して編集長アナ・ウィンターの右腕として活躍した。また名物エディターとして知られる一方、自伝の出版やセレブのスタイリスト、映画出演など多岐にわたる活動を通して独自の美学を極め、ファッション業界に多大な影響を与えた。
映画では本人へのインタビューのほか、マーク・ジェイコブス、アナ・ウィンター、トム・フォードらファッション界を代表する人々の証言を通し、彼の人生と数々の功績を振り返る。
ネット上の声
- 確か『プラザを着た悪魔』のスタンリー・トゥッチの役はこの方をモデルにしていたよう
- strangerのDiorファッション週間(?)の中では、予告見て一番楽しみにし
- 誠実な人柄がわかる貴重なフィルム
- こんな人がいたんだ、という事を教えてくれるのも映画の魅力の一つ。予告編を観てからどうしても観たかった。ただドキュメンタリーとしてはやや薄味かな。アンドレという人の生涯の入門編としては良いかも。
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ケイト・ノヴァク
- 主演アンドレ・レオン・タリー