中国の気鋭監督チウ・ションの長編デビュー作。
地盤沈下が進んだため「鬼城」(ゴーストタウン)と化してしまった地方都市。地質調査にやって来た測量技師の青年ハオは、廃校になった小学校の机の中から、自分と同じ名前の男の子の日記を発見する。そこには、開発が進む都市で日常を謳歌する子どもたちの姿がつづられていた。やがてその子どもたちは、1人また1人と姿を消していく。
パラレルに進行する2つの物語の時制のズレを、同じ地平線を歩いているかのような感覚で描き出す。映画監督アン・リーの実子で「目撃者 闇の中の瞳」などで知られる俳優メイソン・リー、「台北セブンラブ」のホアン・ルーが出演。子役には演技経験のない素人俳優たちを起用した。
ネット上の声
- 失った物は二度と戻らない。
- 地盤沈下した中国地方都市に地質調査としてやってきた男が廃校になった小学校で同じ名
- 名だたる巨匠たちのエッセンスを色濃く反映しつつも、イヤミなくオリジナルに昇華した
- 電磁波を子守唄に育った鳥たちは、電車のすれ違いや車の衝突のように互いに近づこうと
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国中国
- 時間114分
- 監督チウ・ション
- 主演メイソン・リー