チェコ・ヌーベルバーグの巨匠フランチシェク・ブラーチルが、ブラジスラフ・バンチュラの同名小説を映画化。13世紀のボヘミア王国を舞台に、宗教と部族間の抗争に翻弄される少女の数奇な運命を壮大なスケールで描く。修道女になるはずだった少女マルケータは、領主の父ラザルと敵対関係にある盗賊騎士コズリークの息子ミコラーシュと恋に落ちる。しかし、両氏族間の争いはますます激化していき……。後に「アマデウス」でアカデミー衣装デザイン賞を受賞するテオドール・ピステックが美術・衣装、ヤン・シュバンクマイエル監督作などを手がけるズデニェク・リシュカが音楽を担当。中世を忠実に再現するため、衣装や武器などの小道具を当時と同じ素材・方法で作成し、極寒の山奥で当時と同じように暮らしながら548日間にもわたる撮影を敢行した。日本では2022年に劇場初公開。
ネット上の声
- 物語がわかった上で観ると、とてつもなく面白いのかも
- プラハの春とロシア(当時はソ連)の存在
- 獰猛な中世ヨーロッパ
- 予告映像の上手さと宣伝文句に壮大な物を求めて観たが、残念であり眠気も伴いました。
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国チェコスロバキア
- 時間166分
- 監督フランチシェク・ヴラーチル
- 主演マグダ・ヴァーシャーリオヴァー