ホロコーストを生き延びたボクサー、タデウシュ・“テディ”・ピトロシュコスキの知られざる実話をもとに描いたポーランド発のヒューマンドラマ。第2次世界大戦中の1940年。戦前のワルシャワで“テディ”の愛称で親しまれたボクシング・チャンピオンのタデウシュ・ピトロシュコスキは、アウシュビッツ強制収容所に移送される。彼には「77番」という名が与えられ、左腕には囚人番号の入れ墨が刻まれる。十分な寝床や食事も与えられず、過酷な労働を強いられる日々。そんなある日、テディは司令官や看守たちの娯楽としてリングに立たされることになり……。「イレブン・ミニッツ」のピョートル・グロバツキが主演を務め、絶望的な状況に置かれながらも不屈の闘志と尊厳を保ち続けたテディの半生を熱演。短編作品「My Pretty Pony」で高く評価されたマチェイ・バルチェフスキが長編初メガホンをとった。
ネット上の声
- なかなか面白かった。 ある意味、すごい映画で圧倒された。
- 絶望的な中で希望を持つ大切さ
- 【今作は、アウシュビッツ強制収容所に連行されたワルシャワのボクシングチャンピオンが、不屈の闘争心で自由を得るまでの姿を描いた実話である。ラストのシーンはジワリと涙が溢れます。】
- 90分間の中に言葉を超えた多くの要素が凝縮され、力強く引き込まれた
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国ポーランド
- 時間91分
- 監督マチェイ・バルチェフスキ
- 主演ピョートル・グウォヴァツキ