崖っぷち俳優と刑務所の囚人たち。不条理演劇「ゴドーを待ちながら」で、人生の大逆転を狙う、実話に基づく感動の物語。
フランス。俳優として成功を夢見るも、鳴かず飛ばずの日々を送るエチエンヌ。彼が生活のために引き受けたのは、刑務所での演劇ワークショップの仕事だった。そこにいたのは、演劇など全く興味のない個性も前科もバラバラな囚人たち。しかしエチエンヌは、彼らの中に眠る表現者としての才能を発見。サミュエル・ベケット作の難解な不条理演劇「ゴドーを待ちながら」の上演を決意する。寄せ集めの彼らは次第に団結し、ついには刑務所の外でのツアー公演という前代未聞のチャンスを獲得。果たして、彼らの舞台は観客の心を動かし、人生に喝采を呼び込めるのか。実話から生まれた、笑いと希望の物語。
ネット上の声
- 囚人たちにとってのゴドー、エチエンヌにとってのゴドーとは誰だったのか?
- 演劇、戯曲に予備知識がなくても楽しめました。音楽の使い方が秀逸。
- 「ゴドーを待ちながら」を少し知っているだけでかなり楽しめる
- 色々な要素がちりばめられた素晴らしい作品だと思います。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督エマニュエル・クールコル
- 主演カド・メラッド