沖縄の抱えるリアルな実情を描いた「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」に続き、沖縄テレビが製作したドキュメンタリー映画の第2弾。米軍占領統治下にあった沖縄で、サンマの関税に端を発した訴訟が民主主義をめぐる闘いに発展していった歴史をひも解く。1963年、米軍の占領統治下に置かれていた沖縄。祖国復帰を願う沖縄の人々が日本の味として食べていたサンマに関税が掛かっているのはおかしいと、魚屋の女将・玉城ウシが政府を相手に裁判を起こす。彼女が起こした「サンマ裁判」のさざ波は、いつしか統治者アメリカを追い詰める、民主主義をめぐる闘いとなっていく。沖縄出身の川平慈英がナレーション、うちなー噺家の志ぃさーがナビゲート役を務める。
ネット上の声
- 神は細部に宿る。サンマは神?、民主主義は神話に過ぎないという物語。
- 沖縄返還への道のり
- アメリカに統治されていた沖縄で、違法なさんまの関税返還を訴え裁判をする玉城ウシさ
- どこにつれてかれるか分からないジェットコースターに乗って、戦前戦後の沖縄を駆け抜
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督山里孫存
- 主演志ぃさー