安住の地を求めてアフガニスタンからヨーロッパを目指す難民家族がスマートフォンで自らの旅路を撮影したドキュメンタリー。2015年、映像作家ハッサン・ファジリは、アフガニスタンの平和に関するドキュメンタリーを制作する。しかしその作品が国営放送で放映されると、その内容に憤慨したタリバンは出演者の男性を殺害、ハッサンにも危険が迫る。ハッサンは家族を守るため、妻と2人の娘を連れてヨーロッパまで5600キロの旅に出ることを決意。一家はその旅路を、3台のスマートフォンで記録する。様々な困難に直面しながら命懸けの旅を続ける彼らの姿を通し、故郷を追われて難民になるとはどういうことか、その現実を映し出す。2019年のサンダンス映画祭ワールドシネマドキュメンタリー審査員特別賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭インターナショナルコンペティション部門優秀賞など、世界各国で映画賞を受賞した。
ネット上の声
- 長女が歌うマイケル・ジャクソンの『They Don't Care About Us』に監督の意図が重なる
- A Family's Journey to the Edge of Hell
- これくらい生活水準が低くても難民なら仕方ない、そういうものなんだろうな、という感
- 安住の地を求めてアフガニスタンからヨーロッパを目指す難民家族が旅路を撮影したドキ
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ,カタール,カナダ,イギリス
- 時間87分
- 監督ハッサン・ファジリ
- 主演---