全2作品。リジョー・ジョーズ・ペッリシェーリ監督が制作した映画ランキング

怒り狂う暴走牛と1000人の村人たちが繰り広げる戦いを描いたインド発のパニックスリラー。南インド、ケーララ州のジャングルにある村。冴えない肉屋の男アントニが1頭の水牛を屠ろうとすると、命の危機を察した牛は怒り狂って脱走する。肉屋に群がっていた人々は慌てて追いすがるが全く手に負えず、暴れ牛は村の商店を破壊し、タピオカ畑を踏み荒らす。恋心を寄せるソフィに愛想を尽かされたアントニは、牛を捕まえてソフィに見直してもらおうと奔走。村中がパニックに陥る中、密売の罪で村を追放された荒くれ者クッタッチャンが呼び戻されるが、アントニとクッタッチャンはかつてソフィを巡っていがみあった仲だった。牛追い騒動は、いつしか人間同士の醜い争いへと展開していく。

父の最後の願いは「盛大な葬式」。だが、小さな漁村で巻き起こる珍騒動が、息子の計画を狂わせる。

インド南部の海辺の村。ある夜、ヴァヴァチャンが急死。息子のイーシは、生前の父との約束「誰よりも盛大な葬式を挙げる」を果たすため奔走開始。立派な棺桶、派手な楽隊、そして大勢の弔問客。しかし、噂好きの隣人、対立する教区、警察の介入など、次々と予期せぬトラブルが発生。ささやかな願いは、村中を巻き込む大騒動へと発展。果たしてイーシは、父の尊厳を守り、無事に天国へと送り出すことができるのか。人間の見栄と本性が交錯する、ブラックコメディ。