女性ロック歌手の草分け的存在として1970年代に一世を風びしたスージー・クアトロの真実に迫るドキュメンタリー。音楽一家に生まれ育ったスージーは、ロックは男のものと思われていた60年代に姉妹でガールズバンドを結成し、70年代にはソロ歌手として活躍。ジェンダー差別と闘いながら「ワイルド・ワン」「悪魔とドライブ」などのヒット曲を連発し、ロックミュージックにおける女性に対してのイメージを一変させた。歌手のみならず作詞・作曲家、ベーシスト、作家、俳優など様々な方面で活躍してきた彼女の軌跡をたどると共に、音楽一家の中で彼女だけが成功したことによる家族との軋轢や、兄弟姉妹間での競争などにも言及。活動を共にしたアリス・クーパーやスージーに影響を受けたジョーン・ジェットらのインタビューも交えながら、その功績と存在意義を深く掘り下げていく。
ネット上の声
- 【レザーのジャンプスーツが無茶苦茶格好良いSUZI Qの生い立ちから、60年代から70年代のブレイク期からその後を描く。一人の女性としての見事な生き様が魅力的である。】
- 女性ロッカーのパイオニア、スージークアトロのドキュメンタリー
- かっこいい!かっこいい!かっこいい!
- 時代に先駆けた女性ロックスターの肖像
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国オーストラリア
- 時間104分
- 監督リアム・ファーメジャー
- 主演スージー・クアトロ