第38回ぴあフィルムフェスティバルのコンペティション部門「PFFアワード2016」でグランプリを受賞した「食卓」の小松孝監督がPFFスカラシップ作品として制作した商業映画デビュー作で、ひょんなことから一緒に暮らすことになった2組の親子の奇妙な同居生活を独特のユーモアで描いたホームコメディ。社会を拒絶し、自主的に母のペットの「猫」であることを職業として生きることにした佐藤一郎は、慎ましい母・恵子やアル中で糖尿病だがプライドだけは高い父・茂と3人で暮らしている。ある日、母がかつての恋人である金城譲二と再会したことをきっかけに、一家は金城とその娘・絵美と同居することになる。佐藤家の長男・一郎を「私はいったい、何と闘っているのか」の田村健太郎、両親を宮崎美子と諏訪太朗、母の元恋人・金城を「HK 変態仮面」シリーズの池田成志、その娘・絵美を歌手の吉田凜音が演じる。
ネット上の声
- 常識に挑む独創性と、意外なほど真っ当な映像センス。新しい邦画を求める映画好きなら見逃せない
- 高い位置から撮影しているカットが多く(監視カメラ的な)、親子が相互にしているよう
- 楽しみにしてたやつ!だいぶ好きだった!最近心が忙しくて行くの迷ってたけど最終日行
- 登場人物全員病んでてイライラしてまさに静かな満員電車にいるような気分だったけど、
コメディ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督小松孝
- 主演田村健太郎