マイケル・キートン主演で、アメリカ同時多発テロ被害者の補償金分配を束ねた弁護士の実話を映画化した社会派ドラマ。
2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロを受け、米政府は被害者と遺族救済を目的とした補償基金プログラムを立ち上げる。その特別管理人を任された弁護士のケン・ファインバーグは独自の計算式により、個々人の補償金額を算出する方針を打ち出すが、被害者遺族が抱えるさまざまな事情と、彼らの喪失感や悲しみに接する中で、いくつもの矛盾にぶち当たる。チームが掲げる対象者約7000人の80%の賛同を得る目標に向けた作業が停滞する一方で、プログラム反対派の活動が勢いづいていく。期限が迫る中、苦境に立たされたファインバーグはある大きな決断を下す。
キートンのほか、「ラブリーボーン」のスタンリー・トゥッチ、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」のエイミー・ライアンらが顔をそろえる。監督は「キンダーガーテン・ティーチャー」のサラ・コランジェロ。
ネット上の声
- マイケル・キートンだからこそ体現しえた難しい立場と、その変わりゆく姿に胸打たれる
- 悪賢い起業家、誠実な弁護士。両極端を演じ切るマイケル・キートンの円熟
- 命は金に変えられない、というけれど
- アメリカ中が半旗を掲げた瞬間から金勘定が始まってたのかと愕然としつつも、むしろ被
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督サラ・コランジェロ
- 主演マイケル・キートン