悪役レスラーとしてWWF(現WWE)などのリングで活躍したアイアン・シークの半生を追ったドキュメンタリー。1942年イランに生まれ、70年にアメリカへ亡命したコシロ・バジリはアマチュアレスリングでの実力を活かし、善玉レスラーとしてプロデビューを飾る。その後、WWFのリングに「アイアン・シーク」のリングネームで登場し、アラブ系のヒール(悪役)として一世を風靡する。イランがアメリカから敵視されていた世界情勢を背景に、反米ギミックを貫いていた彼はアメリカ全土から大バッシングを食らう存在となる。罵声を反骨精神に変えて、ハルク・ホーガンと王座を懸けて対決するなど活躍を見せるが、絶頂期にある事件を起こしてしまう。本作ではバジリ本人、ホーガン、元レスラーで人気俳優のドウェイン・ジョンソンらのコメントとともにアイアン・シークの闘魂の記録が描かれていく。
ネット上の声
- コアなプロレスファンには、観てほしい(10/15)
- あの頃の全日本プロレスのシークしか知らない人には、「えええ!!!」ってことだらけ
- 今年逝去した、イラン出身で反米ギミックのヒールとして活躍したWWE殿堂入りレスラ
- 70年代から80年代にかけて大活躍したイラン出身のプロレスラー“アイアン・シーク
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国カナダ
- 時間96分
- 監督イガル・ヘクト
- 主演コシロ・バジリ