離婚した夫婦の再会と再度の別れを淡々と描いたレイモンド・カーバーの短編小説「シェフの家」をベースに、1995年のケベック州独立運動を背景にした元夫婦の過去と現在、そして未来の物語を描いたカナダ製アニメーション。アル中の詩人ジョゼフは、別れた妻のエマを「ヴィル・ヌーヴ(新しい街)」に呼び出す。思い出の地で再会した2人の関係は良好であるかに思えたが、独立運動の高まりによって、その関係に新たな波乱が巻き起こる。監督は初の長編アニメーション作品となるアニメーション作家のフェリックス・デュフール=ラペリエール。全編が墨絵の手描きのビジュアル、随所に詩の朗読が挟まれる構成で、ベネチア映画祭の「ヴェニス・デイズ」部門でのプレミア上映のほか、アヌシー、ザグレブなど世界的なアニメーション映画祭で上映された。
ネット上の声
- ああ劇場で見たかったなと思いつつ自宅で見た
- 全編墨だけで描いているらしかったが、墨の濃淡効果が視覚的に目新しい(見づらかった
- 不透明な時代をえがくやさしくもさびしい抒情的な筆の濃淡の語る追憶と悔恨と、静謐な
- ケベック州独立運動を背景に、父、妻、息子の視点で2回の選挙を見つめる物語
アニメ
- 製作年2018年
- 製作国カナダ
- 時間76分
- 監督フェリックス・デュフール=ラペリエール
- 主演ロベール・ラロンド