映画「ソロモンの偽証」などに出演し、「カンブリア宮殿」「SASUKE」といった有名テレビ番組のナレーターとしても知られる俳優・高川裕也が初監督を務めた中編作品。
コロナ禍で生活を脅かされた初老の俳優・木村誠は、補助金や助成金をもとに一念発起して映画づくりを始める。しかし、アクションシーンの撮影で、主演俳優の恵介に重傷を負わせてしまい、映画制作は中止に追い込まれる。恵介のマネージャーからは損害賠償を求められ、生活補助金の申請も却下の通知がきて困り果てる木村。さらに、娘のアサミからも、離婚間際の夫との間にできた子どもをひとりで生んで育てるという連絡が入る。金策に頭を悩ます木村は、故郷で開かれる中学の同窓会に出席する。そこで再会した、学生時代のマドンナ的存在だった雪乃から、ある提案をもちかけられるが……。
監督・脚本を手がけた高川が主人公の木村誠役で主演も務めた。
ネット上の声
- 主演男優が撮影中に事故で負傷し、損害賠償を持ちかけられる自主映画監督の中年男性と
- 一通り種をまいてここから収穫に入るぞという機運が高まった刹那終わって「へっ!?」
- 平易な言葉選びと印象的なショットに何か人生の普遍というものを考えさせられた
- GINA GINA と言う方言の意味は「ぼちぼち」とか「ゆっくり」と言う事だそう
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間44分
- 監督高川裕也
- 主演高川裕也