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「ガッジョ・ディーロ」など一貫して自身のルーツであるロマの文化や音楽を題材に映画を撮り続けてきたアルジェリア出身のトニー・ガトリフ監督が、エーゲ海の大衆音楽を散りばめながら描いたガールズ・ロードムービー。
古代ギリシャの詩人サッフォーの伝説が残るレスボス島。音楽とダンスを愛する女性ジャムは、レストランを営む元水兵の継父カクールゴスと2人で暮らしている。ある日、カクールゴスの代わりに船のエンジン部品を調達するためトルコのイスタンブールを訪れた彼女は、フランスから難民支援のボランティアに来た女性アヴリルと出会う。
「ベネデッタ」「ファイブ・デビルズ」のダフネ・パタキアが主演を務め、主人公ジャムが歌うギリシャのブルースとも言われる音楽レンベティカを自ら披露。「007 カジノ・ロワイヤル」のシモン・アブカリアンが継父カクールゴスを演じた。
ネット上の声
- おもしろい!音楽が主軸の映画だけを作る監督なのかなと思っていたら違う
- 音学とかダンスとを大事にする人たちだということが良くわかった 主役...
- なんだかなぁー?見終わるころには、たまらなく気分が良い!
- やっぱし ノーパンだったんだぁー。(☆o☆)
音楽
- 製作年2017年
- 製作国フランス,ギリシャ,トルコ
- 時間97分
- 監督トニー・ガトリフ
- 主演ダフネ・パタキア
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「氷の微笑」「ロボコップ」の鬼才ポール・バーホーベン監督が、17世紀にレズビアン主義で告発された実在の修道女ベネデッタ・カルリーニの数奇な人生と彼女に翻弄される人々を描いた伝記映画。
17世紀、ペシアの町。聖母マリアと対話し奇蹟を起こすとされる少女ベネデッタは、6歳で出家してテアティノ修道院に入る。純粋無垢なまま成人した彼女は、修道院に逃げ込んできた若い女性バルトロメアを助け、秘密の関係を深めていく。そんな中、ベネデッタは聖痕を受けてイエスの花嫁になったとみなされ、新たな修道院長に就任。民衆から聖女と崇められ強大な権力を手にするが……。
「おとなの恋の測り方」のビルジニー・エフィラが主演を務め、「さざなみ」のシャーロット・ランプリング、「神々と男たち」のランベール・ウィルソンが共演。2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 実在した修道院の女性の物語
- 映画とエロスと宗教と
- 史実に基づく
- 正直ヴァーホーヴェンの中ではそんなにハマらないかな〜でもあの時代のあの場所の空気
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国フランス,オランダ
- 時間131分
- 監督ポール・ヴァーホーヴェン
- 主演ヴィルジニー・エフィラ
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妻と3人の子供がいるチェロ奏者の男は、オーケストラのリハーサルの帰り、地下鉄内で奇妙な女と遭遇する。女は地下鉄をおりた後も男を追いかけ家にやって来ると、男のふりをして家族に溶け込み始める...。
ネット上の声
- 先に言っておきたいのは、これはヨルゴス・ランティモス監督の僅か12分程度のショー
- 🚃 ヨルゴスワールド行き各駅停車 🚃
- 「『俺』でなくてはならない場など存在せず、あらゆる場における『俺』は代替可能なの
- マットディロン、ハウスジャックビルドのときも思ったけど素敵なおじさんになってます
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国ドイツ,アメリカ,イギリス
- 時間12分
- 監督ヨルゴス・ランティモス
- 主演マット・ディロン
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「EUフィルムデーズ2020オンライン」(2020年6月12~25日=青山シアター)上映作品。
ネット上の声
- それぞれ違うアイデンティティを持ったティーンエイジャーがギリシャの島に来る
- ヨーロッパにおける移民難民問題を描いた作品のなかでも傑作のひとつだろう
- ちょうど今日ラインを描くこと、踏み跡について考えていた
- 今日のヨーロッパを生きるハイティーンの青春
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス,ギリシャ
- 時間87分
- 監督バジル・ドガニス
- 主演ダフネ・パタキア