「ザ・デクライン」「反逆のパンク・ロック」のペネロープ・スフィーリス監督が、1985年に、実在の連続殺人鬼の記事に着想を得て、不安定な若者の絶望を描いたクライムドラマ。ドキュメンタリー出身のスフィーリス監督によるリアルな描写と設定や、主演2人の鬼気迫る演技により、殺人を繰り返す人間の恐ろしさを淡々とつづっていく。
ある小さな田舎町で高校を卒業し、工場で働く退屈な日々が待ち受けている2人の青年が、衝動的にハリウッドへ現実逃避の旅に出る。未来への夢や希望もなく、友情も次第に引き裂かれていく2人は、犯罪と殺人に手を染め、追い詰められていく。
主演は、本作の後に「プラトーン」「ウォール街」などでスター街道を突き進むことになるチャーリー・シーンと、「グリース2」のマックスウェル・コールフィールド。脚本は後に大ヒットテレビシリーズ「X-ファイル」を手がけるグレン・モーガンとジェームズ・ウォン。
ネット上の声
- パープルハート
- 超サイコウ!! 夢も希望もないクラスの問題児コンビが二人ぼっちの卒業旅行で暴力衝
- もっとサイコな感じかと思ったけど青春というか友情というかそっち要素の方が強かった
- 例えば誰かに同情したとき、自分のそういう感情がなんとなく嘘っぽく感じる時というの
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督ペネロープ・スフィーリス
- 主演チャーリー・シーン