2013年に398日もの間、IS(イスラム国)の人質となりながら、奇跡的に生還したデンマーク人写真家ダニエル・リューの救出劇を実話をもとに映画化。怪我で体操選手の道を断念し、ずっと夢だった写真家に転身したダニエル。戦争の中の日常を撮影し、世界に伝える思いを抱き、24歳のダニエルはシリアの非戦闘地域を訪れた。しかし、現地の情勢が変わり、ISに誘拐されたダニエルは拷問と飢えに苦しみ、地獄の日々を送ることとなる。ダニエルの家族は要求された巨額の身代金を用意するために奔走するが、犯人側はさらなる要求を突きつけ、家族たちに追い打ちをかける。主人公ダニエル役は、デンマークを代表する実力派エスベン・スメド。「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニールス・アルデン・オプレブと、俳優として本作にも出演しているアナス・W・ベアテルセンが共同で監督を務めた。
ネット上の声
- 「平凡な日常」って、そんなに悪いことなのだろうか? 人生の指針を考える意味でも重要な作品。
- シリアでISISに囚われたデンマーク人の一年以上に及んだ拘束を描く事実に基づく作
- デンマークにも自己責任論はあるのだろうか
- かつて『自己責任』という無神経な言葉を軽々しく口にした自分を考えなおすための映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国デンマーク,スウェーデン,ノルウェー
- 時間138分
- 監督ニールス・アルデン・オプレヴ
- 主演エスベン・スメド