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山々に囲まれた歴史ある街・上田を訪れたヨシノ。
東京での日々に苦しさを感じた彼女がこの街に来た目的は、ゲストハウスでありながら同時に劇場であり、カフェでもあるこの街の特別な拠点「犀の角」を訪ね“休憩”することであった。かつてこの上田には深い深い海があった。数年前、8メートルものクジラの化石が発見されたこの街を歩きながら、ヨシノは不思議な出来事に次々と巻き込まれていく。
今が現実なのか、夢なのか、過去か未来かも曖昧な時間の中で、ヨシノの“休憩”は予想もしないものになっていって…。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督加藤紗希
- 主演神田朱未
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コロナ禍の閉塞感の中、すぐそばにいるのに遠い二人。物理的な距離と心の距離が交錯する、もどかしくも愛おしい日々の記録。
舞台は、見えないウイルスが日常を覆う現代の日本。主人公の若い女性は、恋人と共に過ごす時間が増えていく。しかし、四六時中同じ空間にいることで、これまで見えなかった二人の間の些細なズレや心の隔たりが浮き彫りになっていく。交わされる言葉は空回りし、触れ合おうとする手は宙を舞う。すぐ隣にいるはずなのに、その心は遥か遠く。会えないもどかしさとは違う、”会えているのに通じ合えない”もどかしさ。この息苦しい閉塞感の中で、彼女たちは失われた心の繋がりを取り戻そうともがく。誰しもが経験したかもしれない、近くて遠い関係性を繊細に描く物語。
ネット上の声
- じょいふる?はっぴーほーむ
- 自主制作の色味と柔い雰囲気
- 上映後、舞台挨拶
- 500ml
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督加藤紗希
- 主演加藤紗希
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姉が家に戻ると、妹が拾ってきた若い男女が住み着いていた。お人好しの妹は追い出せず、事態はエスカレート。予想もつかない展開へ……。自らも俳優である監督が役者たちの魅力を引き出した、心をざわつかせる悲喜劇。
ネット上の声
- 他人に乗っ取られていく系映画は色々あるけれど、あくまで軽薄なカップルが意味に転じ
- 一番ムカつくヤツが本作の監督のようなので、つまりそれって私の負けなのかもしれない
- 海外赴任から帰ってきた姉が見たのは、家の一部屋に住まう男女とその小間使いになって
- 『距ててて』が死ぬほど合わなくて過去作を見てみたら、こっちの方が気に入った
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督加藤紗希
- 主演豊島晴香