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寡黙な青年ふたりの愛と欲望の行方を、偽りの旅と肉体のぶつかり合いを通して描いた青春映画。「オーファンズ・ブルース」がPFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード2018でグランプリを受賞した新鋭・工藤梨穂監督が、PFFスカラシップ作品として制作した商業映画デビュー作。
父の不用品回収会社で働く直己と、市民プールでアルバイトしながら目の不自由な養母の美鳥と暮らす槙。ふたりは美鳥の願いをかなえるため、直己が回収して手に入れたレコーダーで“世界の音”を記録することに。サハラ砂漠、イグアスの滝、カナダの草原など各地の名所の音を記録していく中で、互いにひかれながらも触れ合うことができない直己と槙。言葉にできない彼らの思いは、じゃれ合いから暴力的な格闘へとエスカレートしていく。
「オーファンズ・ブルース」の佐々木詩音が直己、「蝸牛」の諏訪珠理が槙を演じる。
ネット上の声
- 音の映画であると同時に、足と手をめぐる映画
- 素晴らしい映画でした ずっと残っています
- 光だ、触れられなくてもみえなくてもいいからどこかで探していたいですねあとはなにも
- すごく抽象的で曖昧なものの積み重ねの中で、刑務所のシーンだけハッキリしてたのはな
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督工藤梨穂
- 主演佐々木詩音
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失われゆく記憶に苦悩しながら幼なじみを探す女性の旅路を描き、ぴあフィルムフェスティバル2018グランプリを受賞したロードムービー。夏が永遠のように続く世界で生きるエマ。記憶が欠落する病を抱える彼女は、常にノートを持ち歩いて些細なことでもメモをしている。そんな彼女のもとに、行方不明の幼なじみヤンから象の絵が届く。消印を手がかりにヤンを探す旅に出たエマは、ヤンの弟バンら関わりのある人々に出会う。しかし旅が進むにつれ、エマの記憶の欠落は加速していき……。主演は「赤い玉、」「クマ・エロヒーム」の村上由規乃。
ネット上の声
- 昨日見た「思い立っても凶日」に出演されていた女優さん、村上由規乃さんが良かったの
- さまよえる孤児たちに惹きつけられる
- さまよえる孤児たちに惹きつけられる
- 正直言ってだめ
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督工藤梨穂
- 主演村上由規乃
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とある街で代理出席屋をしながら暮らしを営む女・城野 譲(村上由規乃)。代理出席屋とは、依頼人の親族や恋人、友人などを演じて冠婚葬祭や人が集まる場所に出席する代行業のことである。譲の行きつけの中華料理屋の店員・三枝南平(諏訪珠理)は、そんな彼女に思いを寄せていた。8月のある日のこと。代行の仕事で葬儀場に訪れた譲は、いつか夢でみた見知らぬ男・長谷薫(藤江琢磨)にそこで出会ってしまう。日を同じくして、中華料理屋で抱き合う南平と薫。薫は五年もの間失踪していた南平の親友だったのだ。彼の無事を喜ぶ南平に「恩師の葬儀で “いづみ” に再会できた」と言う薫。しかし、そこに現れた女は彼らの旧友・いづみになりすました譲だった。彼女と10年ぶりの再会を果たしたと思い込み嬉々とする薫に、ある真実を言い出せない南平は、「彼と別れるまでいづみのなりすましを続けてくれないか」と譲に依頼する。そうして彼らはそのまま刹那的な旅に出るが…。
ネット上の声
- 好きな人だからいつもの挨拶の返しでも顔が見える位置まで移動してからするのとか、
- 【誰かの手触りを求めて】
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督工藤梨穂
- 主演村上由規乃