25年ぶりに帰郷した元バンドマンの女性。東日本大震災の記憶が残る故郷で、彼女が再び見つけ出す希望のメロディー。
東日本大震災から10年が経過した、宮城県気仙沼市。元ロックバンドのギタリスト、里見結は、夢破れ、25年ぶりに故郷へ。彼女を待っていたのは、震災の爪痕と、変わらない故郷の人々の温かさ、そしてかつてのバンド仲間との再会。地元の仲間たちに請われ、町を元気づけるためのライブ開催へ向けて動き出す結。しかし、彼女の心には過去への後悔と、再び音楽に向き合うことへのためらい。震災を乗り越え、未来へ歩み出そうとする人々の想いを背負い、彼女がステージで奏でる音。
ネット上の声
- 最初はバラバラに見えた物語が、最後には見事に一本の線で繋がっていく。群像劇のお手本みたいな作品。人の温かさに触れて、鑑賞後は優しい気持ちになれた。
- 命の繋がりとか、色々考えさせられる映画。桜庭ななみさんの演技が良かった。
- ちょっと長いけど、見てよかった。喪失と向き合う人々の姿に涙。
- 重いテーマだけど、決して暗いだけじゃない。ままならない現実の中でも、前を向こうとする力をもらえた気がする。観てよかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間132分
- 監督山本透
- 主演桜庭ななみ