1924年、英国。メイドの少女の人生を永遠に変えた、一日限りの秘密の情事。ある「母の日」に紡がれる禁断の恋物語。
第一次世界大戦後の1924年、英国。孤児でメイドとして働くジェーンは、年に一度の「母の日(マザリング・サンデー)」に休暇を与えられる。しかし彼女は帰る家もなく、秘密の恋人である名家の跡取り息子ポールと密会する。ポールには婚約者がおり、この逢瀬が二人にとって最後になる運命だった。階級社会の壁を越え、束の間の情熱的な時間を過ごす二人。ジェーンにとって、この一日の出来事、ポールとの会話、そして彼の書斎で触れた本の数々が、彼女の人生を決定づける転換点となる。後に作家となる彼女の運命を形作った、忘れられない一日の記憶。
ネット上の声
- 個人的な理解力の問題で、どうしても「馬の足の一本は私が貰ったのよ」のメタファー的
- 恋愛モノなんだろうけど、恋とか愛とかそんなものでなく『喪失』を強く感じる
- 懐かしい光の中に戻りたくなるようなイギリス映画
- ミステリアスなジェーンの人柄が色濃く映り込む
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国イギリス
- 時間104分
- 監督エヴァ・ユッソン
- 主演オデッサ・ヤング