原子力発電の是非を問う国民投票を描いた「国民の選択」、憲法第九条のあり方を議論した「第九条」など、さまざまな社会問題をテーマに取り上げてきた宮本正樹監督が、今度は死刑制度を題材に描いた作品。
20XX年、世界的な死刑廃止の流れを受けて、日本政府も死刑の是非について本格的な検討を始めることになった。国民の声を聞くために、まずは世代ごとの諮問委員会が設置され、そのなかで少人数のグループでの話し合いの場がもうけられる。マイナンバーによって無作為に選ばれた30代のグループには、医師や弁護士といった社会的地位がある者からそうでない者まで、さまざまな職業や性別の人々が集まり、彼らは1カ月に1回のディスカッションを通して死刑制度と向き合うことになる。
「特命戦隊ゴーバスターズ」で注目された馬場良馬が医師の山田役を演じ、舞台「おそ松さん on STAGE」シリーズで主演を務める高崎翔太が、山田と対峙する産業廃棄物処理場勤務の鈴木役を演じた。
ネット上の声
- 結果に対する責任は?
- うーん、タイトル的に期待していたのだけど、新しい考察とかとくになく面白くなかった
- 良く練られた素晴らしい脚本
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間69分
- 監督宮本正樹
- 主演馬場良馬