舞台を中心に活動する俳優の田中稔彦が初監督・脚本を手がけ、東京と北海道を舞台に、出会うはずのなかった1組の男女と彼らを取り巻く人々が織りなす物語をつづったヒューマンドラマ。
自分の存在の希薄さを感じながら生きている松下光莉は1枚の写真に心ひかれ、その撮影者に自分のポートレート写真を撮って欲しいとメールで依頼する。相手の人物は北海道で暮らす風景写真家の内海真斗で、人物の写真を撮った経験はなく、耳が聞こえずしゃべることもできないため上手くコミュニケーションも取れないが、それでも良ければ撮影を引き受けてくれるという。光莉と真斗の周囲の人々もさまざまな問題を抱えるなか、彼らの人間関係は少しずつ影響を及ぼしあい、やがて脆く崩れていく。
「有り、触れた、未来」の鈴木タカラが光莉、田中監督が自ら真斗を演じた。2024年・第53回ロッテルダム国際映画祭のタイガーコンペティション部門にて最優秀作品賞(タイガー・アワード)を受賞。
ネット上の声
- あらゆる予想を超越した良作でした
- 半額セール
- 結婚せず子供もいない彼氏もいない松下光莉(鈴木タカラ)は自身には価値がなく空っぽ
- しっかりした作り 叙情的 長いが見応えあり ホモネタいらない
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間190分
- 監督田中稔彦
- 主演鈴木タカラ