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愛知県尾張西部から岐阜県西濃にまたがり、世界三大毛織物の産地として世界的に注目を集める尾州地域を舞台に、尾州ウールの織物工場を営む家族の物語を描いたドラマ。
愛知県で暮らす史織には発達障害があり、明るく誰に対してもフレンドリーな反面、生活習慣へのこだわりが強く苦手なことも多い。史織の姉でファッションデザイナーの布美は、東京で自分のブランドを展開していたものの行き詰まって地元に戻ってくる。父・康孝は経営する織物工場が経営難に追い込まれながらも亡き妻との約束を守るため、娘との生活を支えるべく奮闘している。ある日、史織が描いた服のデザインを見た親友・真理子の提案で、史織は一宮市のファッションショーへの出品を決意する。布美は史織の挑戦を応援したい気持ちと背中を押してあげられない気持ちの板挟みになって葛藤し、康孝は史織が傷つくことを恐れて猛反対する。
「ミッドナイトスワン」で演技初挑戦ながら注目を集めた愛知県出身の服部樹咲が長編映画初主演を果たし、同じく愛知県出身の岡崎紗絵が姉・布美役、吉田栄作が父・康孝役で共演。「向こうの家」の西川達郎が監督を務めた。
ネット上の声
- 主人公のひたむきな姿に感動。親が子を思う気持ちや友人の優しさに触れて、心がじんわり温かくなりました。
- めちゃくちゃ地元の話でびっくり!機織りの音とか懐かしい風景に感動した。
- とにかく優しい映画。観終わった後、心がスーッとした感じ。
- 家族の支えって本当に大切だね。シンプルで観やすい作品でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督西川達郎
- 主演服部樹咲
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秋田の田園を舞台に、謎の光を追う中学生たちのひと夏の成長を描く、青春ファンタジー。
舞台は秋田ののどかな田園地帯。何事にも無気力な中学2年生のアキラ。彼の住む町の上空に、ある日、謎の緑色の光が現れる。時を同じくして、東京から転校してきた少女・マキ。彼女はその光の正体を突き止めようと、一人で調査を始める。彼女のひたむきな姿に心惹かれたアキラは、仲間たちと共に光を追いかける冒険へ。失われた情熱を取り戻していく少年と、秘密を抱えた少女。ひと夏の出会いが、彼らの運命を大きく変えていく。
ネット上の声
- 出演陣の魅力、秋田の田園風景。見所多いが、もどかしさも
- 秋田の美しい風景と過疎化
- 映像が綺麗
- 映像がただただひたすらに美しいだけでストーリーとしては解決してない部分もある気が
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督成田洋一
- 主演中川翼
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本州最古のカーリング場がある長野県御代田町を舞台に、大きな壁にぶつかりながらもカーリングを通して未来へと踏み出していく少女たちの奮闘を描いた青春スポーツ映画。
軽井沢にほど近い風光明媚な御代田町で暮らす高校生の香澄。小学校時代には幼なじみと結成したカーリングチーム「みよステラ」で優勝した経験もあるが、その後チームは解散してしまった。御代田町で開催予定のカーリング国際大会で地域が盛り上がるなか、香澄はエキシビションマッチへの出場を目指すべく、元チームメイトの優芽と沙帆に声をかけて「みよステラ」を再結成することに。かつての仲間で現在は軽井沢の強豪チームに所属する舞にも誘いをかけたものの断られ、ライバルとなってしまう。新メンバーとして加入した東京からの転校生・実乃梨は素人で戦力にならず、コーチ探しにも苦戦。さらに、カーリング場の老朽化を理由に開催地を軽井沢に奪われそうになってしまう。
主人公・香澄をフィギュアスケート選手としても知られる本田望結、チームメイトの優芽を泉智奈津、沙帆を白倉碧空、実乃梨を長澤樹、ライバルとなる舞を川口ゆりなが演じる。「超高速!参勤交代」の本木克英が監督・オリジナル脚本を手がけた。
ネット上の声
- 「がんばれ!ベアーズ」カーリング版‼️
- 気軽に王道のスポ根
- 役者さんが良いです
- 長野県関係者必見
青春
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督本木克英
- 主演本田望結
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北海道の美しい自然を背景に、孤独な少年少女の喪失から再生までを幻想的な世界観でつづったドラマ。
北海道で暮らす14歳の内気な少女・愛と幼なじみの少年・宗介。宗介の母は夫を亡くして心を病み、愛の母・由美がひとりで愛と宗介を育てていた。ところがある日、ケンカをして家を飛び出した宗介を捜す最中に、由美が亡くなってしまう。愛は父に連れられて東京へ行くことになり、北海道に残る宗介と離れ離れになってしまう。
「ちひろさん」の長澤樹が愛、「少女は卒業しない」の窪塚愛流が宗介を演じ、田中麗奈、堀部圭亮、平田敦子らが脇を固める。「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」で実施されている若手映像作家の発掘・支援を目的とした「クリエイターズ・ファクトリー」の歴代受賞者によるワークショップで勝ち抜いた宮嶋風花監督の商業映画デビュー作で、高校時代に母を亡くしたという自身の実体験を基に描いた半自伝的作品。
ネット上の声
- おかえり…
- 精神的に不安定な学生という立場にあるあいとそうすけたちの葛藤と社会との関わり方が
- 父親の死で壊れてしまった家庭の男の子がともに暮らす父親の失踪?(逃避?)した女の
- 人それぞれの愛の形があって、それがうまく交わらなければお互いぶつかり合ってしまう
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督宮嶋風花
- 主演長澤樹
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日本手話とクルド語を題材に、ろう者の日本人家族とクルド人一家が繰り広げる誇り高き小競り合いの行方を描いたコメディ。
古賀夏海は電器店を営むろう者の父と弟と暮らしているが、ある日、一家は同じ町に暮らすクルド人家族と些細なすれ違いから対立してしまう。両者の通訳として駆り出されたのは聴者である夏海と、クルド人一家の中で唯一日本語を話せるヒワだった。お互いの家族の通訳をするなかで、夏海とヒワの間には次第に信頼関係が生まれるが、両家の対立は深まるばかり。そんなある日、夏海の弟・駿が描いた謎の文字が、町を巻き込む事態へと発展してしまう。
「愛のゆくえ」の長澤樹が主人公・夏海を演じ、東京・西日暮里でラーメン店を営むろう者の毛塚和義が夏海の父役で演技に初挑戦。テレビドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」の那須英彰と「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の今井彰人が父の友人役、「笑いのカイブツ」の板橋駿谷が町おこしを計画する団体職員役、「ハケンアニメ!」の小野花梨がろう学校の先生役で共演。「なんのちゃんの第二次世界大戦」などの監督作で知られ、自身もCODA(ろう者の親を持つ聴者の子ども)である河合健がメガホンをとった。
コメディ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督河合健
- 主演長澤樹