北海道の美しい自然を背景に、孤独な少年少女の喪失から再生までを幻想的な世界観でつづったドラマ。
北海道で暮らす14歳の内気な少女・愛と幼なじみの少年・宗介。宗介の母は夫を亡くして心を病み、愛の母・由美がひとりで愛と宗介を育てていた。ところがある日、ケンカをして家を飛び出した宗介を捜す最中に、由美が亡くなってしまう。愛は父に連れられて東京へ行くことになり、北海道に残る宗介と離れ離れになってしまう。
「ちひろさん」の長澤樹が愛、「少女は卒業しない」の窪塚愛流が宗介を演じ、田中麗奈、堀部圭亮、平田敦子らが脇を固める。「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」で実施されている若手映像作家の発掘・支援を目的とした「クリエイターズ・ファクトリー」の歴代受賞者によるワークショップで勝ち抜いた宮嶋風花監督の商業映画デビュー作で、高校時代に母を亡くしたという自身の実体験を基に描いた半自伝的作品。
ネット上の声
- おかえり…
- 精神的に不安定な学生という立場にあるあいとそうすけたちの葛藤と社会との関わり方が
- 監督の実体験が織り混ざっており、繊細な内容だけど、感情をストレートに表すために登
- 思春期だからでしょうか、由美の家で世話になっている宗介の我儘にはなんか違和感しか
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督宮嶋風花
- 主演長澤樹