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「みーんな、宇宙人。」「悪魔がはらわたでいけにえで私」の宇賀那健一が監督・脚本を手がけ、田舎に移住した売れないバンドが再起をかけて奮闘する姿を描いた音楽映画。
4人組パンクバンド「ザ・ゲスイドウズ」はアルバムが全く売れず、マネージャーの高村から田舎に移住して曲を作るよう命じられる。携帯電話の電波も届かない田舎で暮らすことになった4人は、昼は近隣住民の畑仕事などを手伝い、夜は疲れ果てながらも曲作りに励んでいた。そんな中、ボーカルのハナコに突然の転機が訪れたことで、彼女の作る楽曲は徐々に変化していく。
「MY (K)NIGHT マイ・ナイト」の夏子がボーカルのハナコ役で主演を務め、多国籍バンド「ALI」でボーカルを務める今村怜央がギター役、人気エアーバンド「ゴールデンボンバー」のギター担当・喜矢武豊がベース役、アメリカで映画監督としても活動するロッコ・ゼベンベルゲンがドラム役、「ONODA 一万夜を越えて」の遠藤雄弥がマネージャー役をそれぞれ演じた。「ベイビーわるきゅーれ」の主題歌を手がけたKYONOが楽曲プロデュース、今村怜央が劇伴を担当。
ネット上の声
- めちゃめちゃカウリスマキのレニングラード・カウボーイズぽいと思ったらFILMEX
- 田舎移住で再起図る、売れないバンドのドタバタ劇
- 【第25回東京フィルメックス 特別招待作品】
- トロント国際映画祭で観るという贅沢な体験
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督宇賀那健一
- 主演夏子
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「KUICHISAN」「TECHNOLOGY」で注目を集めたニューヨークのインディペンデントシーン出身の映像作家・遠藤麻衣子が、2020年の東京を舞台に、テレパシーで交信する少女たちを独自の世界観で描いた作品。オリンピック・パラリンピックを前に目まぐるしく変貌する東京に、ひとりの少女が降り立った。東京の結界を正す任務を受けた彼女は、都内各所を巡っていく。そんな彼女に、FUSIONという新技術でテレパシーの才能を開花させたもうひとりの少女がコンタクトを試みる。主人公の2人の少女役に、モデルとして活躍する夏子と琉花。「グッド・タイム」のショーン・プライス・ウィリアムズが撮影監督を務め、「メッセージ」のニコラス・ベッカーが音響を担当。
ネット上の声
- 電波バリバリ、TOKYO観光
- オリンピック・パラリンピックが二年後に開かれると誰もが信じていた時の東京の風景と
- オリンピックへ向けて変わっていく東京の景色に対して自分が感じていたモヤモヤにかな
- オリンピックを信じるよりも、この映画が爆音で押しつけてくる怪しい都市伝説と
SF
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間49分
- 監督遠藤麻衣子
- 主演夏子
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23 歳のケイは、渋谷のバーやモデルのバイトをしながらフラフラと暮らしている。ある日、行方不明だった兄が故郷の海で自殺したと知らせが届く。葬儀に参列すると、ただ一人ひたすら泣いている女がいる。かつて兄に乱暴されていたその女に、ケイは強く惹かれる。「死んでくれてよかった」と言うほどの兄への憎悪、そんな兄と交際していたルミに対する痛々しいほどの純愛が、彼を「海の目」へと導いていく――。
ネット上の声
- 深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいている…人物や物語に共感はほとんど見つ
- 20数年間生きてきた自分はそう簡単には変われないし、誰かと関わって得た経験がずっ
- 夜の渋谷で生きる青年が、亡くなった兄の恋人に恋をしてしまい…というストーリー
- 観終わった後、もっと色んな場所に行きたい、人に会いたいと思った
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督須藤蓮
- 主演須藤蓮
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国内外の映画祭や広告賞で評価されている4人の新鋭監督による、不条理な恐怖の物語を集めたホラーショートフィルム集。
抑圧的な恋人と婚約したばかりの主人公の女性・楓が、夜道で出会ったひとりの女から犬のように吠えられ、それ以来その女のことを忘れられなくなってしまう姿を描いた「犬」、とあるパーティに出かけた夫婦が、大勢の人々で賑わう会場で得体の知れない狂気に包まれていく「Rat Tat Tat」、湖のほとりで飲み会を楽しんでいた若者たちが、仲間のひとりが溺れかけたことをきっかけに水の呪いに飲み込まれていく「洗浄」、不慮の事故で友人を亡くした高校生・麻木の周囲でおかしな現象が起こりはじめる様子をつづった「VOID」の4作品で構成される。
「犬」では、「彼女はひとり」の中川奈月が監督、「彼方のうた」「PLASTIC」の小川あんが主演を務めた。「Rat Tat Tat」は監督・佐久間啓輔×主演・錫木うり、「洗浄」は監督・宮原拓也×主演・夏子、「VOID」は監督・岩崎裕介×主演・野内まる。
ネット上の声
- うーん😔 どれもどれ
- 意味の分からない話し
- 日常の延長上における不条理さ、不気味さが描かれていたが、少し難解すぎた処が欠点
- 4人の新進気鋭の映画監督が「ホラー」という枠組みだけ与えられて作った4本立て短編
ホラー
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督中川奈月
- 主演小川あん
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女子刑務所を舞台に洗脳の恐怖を描いたホラー漫画「女囚霊 塀の中の殺戮ゲーム」を実写映画化。
元議員秘書の美山は、信頼していた議員に代わって殺人の罪を被り、刑務所に入れられた。いつかその議員が、自分の無罪を証明して刑務所から出してくれる日を待っていた。そんなある日、4人部屋の雑居房でともに過ごす町田が、かんしゃくを起こして懲罰房に入れられてしまう。刑務所内には、懲罰で独房に入れられた者は謎の急死を遂げて二度と戻ってこられないという噂があったが、町田は無事に戻ってくる。しかし、その噂には続きがあり、謎の死を遂げずに戻ってきた場合こそが問題だという。
モデル・俳優として活躍し、今回が映画初主演となる夏子が主人公の美山役を演じた。共演に「岬の兄妹」の和田光沙、「MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」の円井わん。監督は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞を受賞した「温泉しかばね芸者」などで知られる鳴瀬聖人。
ネット上の声
- 原作は漫画ということで、さすが捻ってあったと思います📚 原作未読なら、前情報なし
- 鳴瀬監督らしくない普通のつまらない低予算ホラーでガックシよ!
- 町田役の和田さんの演技は魅力的だが
- 美人が存在しない世界
ホラー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督鳴瀬聖人
- 主演夏子