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「CURE キュア」「回路」「ドッペルゲンガー」などのサスペンス、ホラー作品でも知られる黒沢清監督が手がけたオリジナルの中編作品。あるチャイムの音をきっかけに、料理教室で講師を務める主人公の日常に異変が起こるさまを描く。
料理教室で講師として働いている松岡卓司。ある日のレッスン中に、生徒のひとりである田代一郎が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」と不思議なことを言い出す。事務員のあいだでも田代は少し変わっていると言われているが、松岡は気にせず接していた。しかし別の日の教室で、田代は「自分の脳の半分は機械に入れ替えられていてる」と言い出し、それを証明するために驚きの行動に出る。これをきっかけに松岡の周囲で次々と異変が起こり始め……。
メディア配信プラットフォーム「Roadstead」のオリジナル作品第1弾として製作され、「Roadstead」で2024年4月12日からデジタル販売された。2024年8月から、東京のミニシアター「Stanger」の配給で劇場上映。
ネット上の声
- 短いのに濃厚な黒沢清ワールドが堪能できる。玄人向けかもしれないけど、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さると思う。
- ずっと気持ち悪くて嫌な感じ。何が言いたいのかよく分からなかったな。
- チャイムの音が耳から離れない。じわじわくる恐怖がたまらないスリラー。
- 最高に不穏で良い。
ホラー
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間45分
- 監督黒沢清
- 主演吉岡睦雄
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本や、「雑魚どもよ、大志を抱け」「劇場版 それでも俺は、妻としたい」で知られる足立紳が、大分県豊後大野を舞台に、人生に迷う男女の小さな旅を描いたロードムービー。
30歳を間近に控え、映画監督を自称しながらも、現実には同居する女性に養われている大山太郎。大分県で開催される映画祭に見事入選するが、映画祭の主催者である女性から厳しい批判を受けてしまう。翌日、傷心のまま隣町の築後大野へ向かった太郎は、砂原未希という不思議な女性と出会う。映画祭で太郎の映画を見ていたという未希と、太郎は1泊2日の小さな旅をすることになる。正体不明ではあるが、ざっくばらんな性格の未希。そんな彼女に、映画づくりに自信を持てずにいる自分をさらけだした太郎は、次第にほのかな恋心を抱いていくが……。
主人公の売れない映画監督・太郎役を「SUPER HAPPY FOREVER」の佐野弘樹、太郎が旅先で出会う正体不明の女性・未希役を「Chime」の天野はながそれぞれ演じ、加藤沙希、篠田諒、剛力彩芽、板谷由夏が脇を固める。
ネット上の声
- めっちゃ笑ったし映画への愛を感じるし、キャラ全員自然体なのにコミカルで大好き〜面
- 足立紳夫妻のドラマを見ちゃうと足立紳作品の男女の力関係が全部夫婦の力関係そのまま
- 見知らぬ土地に着いたらとりあえずぴょんっと跳ねるの愛おしすぎ(多分人生1周目)
- 冴えないメンズのストーリー
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督足立紳
- 主演佐野弘樹
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演劇ユニット「ピンク・リバティ」の代表で、劇作家・演出家として活躍する山西竜矢がオリジナル脚本で撮りあげた長編デビュー作。キャスティング会社で働く30歳の佐田紀夫は、交際3年目になる恋人・田辺茉莉と平穏な毎日を過ごしていた。ある夏の日、帰宅した紀夫は、窓から差し込んでいた焦げつくような夕陽を目にした瞬間、奇妙な感覚に襲われる。気づくと部屋にいたはずの茉莉の姿はなく、代わりに見知らぬ若い女がいた。透き通るような白い肌のその女・マリは、困惑する紀夫に「ここに住むために来た」と話す。出演は「あゝ、荒野」の前原滉、舞台やドラマを中心に活躍する天野はな、「みをつくし料理帖」の奈緒。関西の異色人気バンド「Vampillia」のバイオリニスト・宮本玲が音楽を担当。「MOOSIC LAB[JOINT]2020-2021」準グランプリ受賞。
ネット上の声
- 【”茉莉が居なくなって、知らないマリがやってきた。”不条理恋愛映画、もしくはホラー映画。】
- 紀夫と茉莉が恋人同士に見えないんだよね。なので冷めた目で観ちゃったな。
- 妄想彼女‼️❓再来‼️❓
- ノリノリピート!
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督山西竜矢
- 主演前原滉