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コロナ禍を背景に、孤独や不安を抱えながらも希望を求めて生きる女性たちを描いたオムニバス映画。
20年ぶりに連絡を取り合った大学時代の演劇サークル仲間3人がリモートで語り合い、もう1人の仲間に思いを巡らせる「4人のあいだで」、在宅勤務の女性とフードデリバリーでアルバイトする写真家の青年の交流を描く「ワタシを見ている誰か」、2021年に路上生活者の女性が殴られ死亡した実際の事件を基に、20代後半の風俗嬢と60代の路上生活者の出会いを描いた「ゴーストさん」、視覚障害者の40代女性とオレオレ詐欺をたくらむ青年を描く「だましてください、やさしいことばで」の4話で構成。
「夕方のおともだち」の菜葉菜が4話すべての主人公を1人で演じ、「親密な他人」の中村真夕が監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 新型コロナウイルスの中で孤独や不安を抱える人々、変わってしまった日常の中で生きる
- 2話目の井下好井(解散したんだっけ?)の好井の気持ち悪さに震撼
- COVID-19蔓延をめぐるいろいろな形のゆがみが描かれていた
- 映画デイなのに、私とおっちゃん達2人の小劇場
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間69分
- 監督中村真夕
- 主演菜葉菜
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「君たちはまだ長いトンネルの中」「私の知らないあなたについて」の加藤小夏が主演を務めた謎解きミステリー。喫茶店でメイド店員として働きながら、鋭い洞察力と知恵で難事件を解決していく女探偵モナコの活躍を描く。
地元の人たちに愛されている昔ながらの純喫茶「モア」には、探偵事務所というもうひとつの顔があった。「モア」は現オーナーである由美彦の母・ミチルが開業し、ミチルは自ら探偵としてさまざまな問題を解決してきた。ミチル亡きあとは、彼女の兄・吾郎と息子の由美彦が店を引き継ぎ、探偵業はかつてミチルに助けられたことのある、アルバイトのモナコが請け負っていた。ある時、高級クラブ「Sun」のママから、悪質な客についての相談にのったモナコは、知性あふれる采配で事件を見事に解決するが、これをきっかけ依頼者が後を絶たなくなり、次第に事態は複雑かつ深刻なものになっていく。
モアのオーナーでありモナコの助手役となる由美彦を、俳優としても幅広く活躍する芸人の好井まさおが演じた。そのほか、モナコと由美彦を見守る吾郎役に川崎麻世、由美彦の母ミチル役に奥貫薫。
ネット上の声
- 昔ながらの純喫茶とそこでバイトするモナコには、探偵という裏の顔があったお話
- 「君たちはまだ長いトンネルの中」「私の知らないあなたについて」の加...
- ちゃんとしたつくりで、シリーズ化もできそうな作品
- コーヒー、ホワイトで!
サスペンス
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督岡山一尋
- 主演加藤小夏
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過激な描写とメッセージ性の強い作風で支持を集める漫画家・山本直樹の同名コミックを、「さよなら歌舞伎町」「やわらかい生活」の廣木隆一監督が実写映画化したヒューマンラブストーリー。寝たきりの母親と暮らし、市の水道局に勤める真面目な男・ヨシダヨシオ。筋金入りの“ドM”である彼は、街で唯一のSMクラブの女王様・ミホのもとへ通い詰めているが、近頃なぜかプレイに身が入らずにいた。やがてヨシオは、その理由が、かつて彼をこの世界に目覚めさせた“伝説の女王様”ユキ子のせいだと気づき始める。ヨシオは突然姿を消した彼女のことが未だに忘れられず、いつも彼女の残像を追い求めながら暮らしていたのだ。そんなある日、ミホと釣りに出かけたヨシオは思いがけない場所でユキ子を見かけ、ミホを置き去りにして追いかけるが……。ヨシオを村上淳、ミホを菜葉菜が演じる。
ネット上の声
- 【”或る歪んだ愛の形。”だが、それには様々な理由があるのである。】
- 「『お仕置きされない』ということが最大の快楽」
- 山本直樹原作コミックの実写化
- _φ(・_・好きだなぁ、コレ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督廣木隆一
- 主演村上淳