-
第14回田辺弁慶映画祭でグランプリと映画.com賞を受賞した「愛のくだらない」などで注目を集める野本梢監督による中編作品。女性の社会進出における不遇を目の当たりにするも、男女の対立構造に疑問を抱き始める中学生の少女の姿を描いた。
男子生徒と衝突して悔しい思いをした女子中学生のミクは、「強くなりたい」と近所のお姉さんからアクションを学び始める。同じころ、就職活動で女性であるというだけで不利で不愉快な経験をした姉のチカは、SNSで共闘をうたう女性たちに救われ、自らも動画サイトを通じて女性の権利について発信を始める。かくしてミクとチカは、力をあわせて女性の権利向上のための活動にまい進していく。しかし、自由気ままに生きるもうひとりの姉ウナが起業に励んでいる姿や、ミクと衝突した男子生徒が見せてくれた気遣いを素直に受け入れることができなかった自分に、ミクは次第にモヤモヤを募らせていく。
ネット上の声
- フェミニズムはいいのだが…。
- 発信するより大切なもの
- 流石だー!
- 面白かった
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間56分
- 監督野本梢
- 主演稲村美桜子
-
インターネット掲示板で拡散された都市伝説「異世界エレベーター」を題材に、築50年の都営団地を舞台に1冊の小説「光る鯨」を巡って織りなされる物語を描いたSFヒューマンドラマ。
コンビニでアルバイトをしている志村イトは、失踪した幼なじみの新進小説家・高島はかるの行方を追って幼少期に住んでいた都営団地を訪れる。老朽化したエレベーターに乗り、現実世界に似ているが全く違う異世界=パラレルワールドに足を踏み入れたイトは、そこで現実世界から消えてしまった人たちと再会するが……。
ダンス&ボーカルユニット「TEMPURA KIDZ」の元メンバーである関口蒼がイト役で映画初主演を務め、イトの幼なじみ・はかるを「明ける夜に」の佐野日菜汰、イトの姉・冬海を「空の瞳とカタツムリ」の中神円、カフェのマスターを「馬の骨」の桐生コウジが演じる。「ラストラブレター」の森田博之が監督・脚本を手がけ、同作でメインキャストを務めたミネオショウと影山祐子も出演。
ネット上の声
- 声量を上げろタコ!なに喋ってんのか全然わかんねぇんだよ!!
- ボソボソで聞こえないのはあんたの方だよ
- Mac OS のスタートアップ画面懐かしい
- いかにもミニ系的な淡白な作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督森田博之
- 主演関口蒼
-
是枝裕和監督、篠崎誠監督監修
学生監督が描く、不器用で繊細なイニシエーションストーリー。
2020年度 早稲田大学映像制作実習作品 女友達と彼氏の間で揺れる女子高生の繊細な恋心が描かれる。是枝裕和監督や篠崎誠監督といった国内外で活躍するプロの映画監督をはじめとする教授陣に指導を受け、企画立案から脚本執筆・撮影・編集まで、映画や映像を専攻としない学生たちを主として行われている。
高校生の梓は、朝自販機であたたかいスープを買うのが日課。放課後は最近親しくなったばかりのクラスメイト、真理子と遊びにでかける毎日。梓には恋人の健斗がいて、健斗と真理子は幼馴染みという関係。仲睦まじい3人だったが、その関係に暗雲が立ち込める。
うえだ城下町映画祭 第19回自主制作映画コンテスト ノミネート作品
ネット上の声
- 監修に是枝監督と篠崎誠の名が連ねてあって驚いたがどうやら早稲田の理工の映像制作実
- 自然に撮ろう撮ろうとしているふうに感じられるのが逆に不自然でしんどかった
- 〖うえだ城下町映画祭第19回自主制作映画コンテスト:短編映画〗
- 演技をなんかちょっとわざとらしく感じるのってなんなんやろ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間26分
- 監督佐藤杏子
- 主演森川色