京都の小さなカフェ、2分先の未来を映すモニターが引き起こす、予測不能のタイムループ・コメディ。
雑居ビルの2階にあるカフェ。店主のカトウが仕事を終え自室へ戻ると、テレビに映る自分から「2分後の未来から話している」との声。テレビの中の自分と、PCモニターに映る2分前の自分が話す奇妙な状況。それは「タイムテレビ」の発見。カフェの仲間たちと、この2分間のタイムループで未来を覗き、ささやかな儲け話を企む一同。しかし、未来の自分たちからの指示は次第にエスカレート。やがて、彼らの行動が引き起こす矛盾と、現れる謎の男たち。ドロステ効果のように無限に続く時間の連鎖の果てに、彼らを待ち受ける予測不能の結末。
ネット上の声
- 【”これは生配信ではありません。2分後の僕らです!”時間で遊ぶとロクな事はありません・・。良く考えたなあ、この設定。練られた脚本の勝利作であり、映画製作者の方々の熱意が伝わって来る作品でもある。】
- ドロステ効果による2分後の更に2分後の更に〜と先の未来が分かるが鑑賞中は頭が追い
- ワンカット風長回し演出のライブ感が楽しい。
- ストーリー構成の超絶(ややこしい)技巧
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督山口淳太
- 主演土佐和成